



こんな光景、目にすることありませんか?
たしかに仕事終わってからさらに勉強のために時間を費やすのって普段何もしていないとしんどいですよね。
今はうかつに飲みにも行けないので仕事が終わったらできるだけはやく家に帰って、ビール飲んで、スマホ見ながらゴロゴロしたいのも理解できます。
しかし!こういった事の積み重ねが今、日本の社会人に深刻な影響を与えています。
5年ごとに実施されている総務省統計局の「平成28年社会生活基本調査」によると社会人が一日に勉強に費やしている時間は
平均6分でした。
私自身振り返ってみれば思い当たるところが多々ありますが文字にされるとけっこうショックですね…
日本の社会人はなぜ勉強しなくなったのか

日本の社会人の1日の平均勉強時間は6分
ここでの勉強時間とは仕事とは関係のない自己のための勉強時間の事です。
それでも1日6分というのは…なかなかに厳しい状況ですね…。
しかしこの時間というのは平均であって大多数の0分の人が平均を大きく下げているようです。
実際同じ「平成28年社会生活基本調査」によると「学習・自己啓発・訓練」の行動者率は5年前の調査よりも1.7ポイント上昇しており、なんらかの行動をしている人は増えています。
やっている人とやっていない人の差が広がっているということですね。
つまり少しの勉強でほかの人に差をつけることができるということです。1日30分でも1年間続けると大きな差が出ます。
まずは1日30分でいいので継続する事を目標にしてみましょう。
なぜ勉強できないのか
日本の社会人の勉強できない別の理由に勉強の仕方がわからない、という事もあると思います。
学生の時はやるべきことが設定されてそれを順にやっていけばよかったのですが、社会人になると資格をとったりするとき以外は仕事以外で勉強する明確な目的がないですもんね。
目的がなければなにをどうやって勉強すればいいのかも出てこないと思います。
私自身も就職してからこれまで資格を取るために勉強していたとき以外はほとんど勉強していませんでした。
仕事で疲れて帰ってきてビール飲んでしまうと、もう勉強なんてできないですよね。
しかし上記に対してスマートフォンの利用時間は1時間~3時間利用している人が全体の39%と最も多く、勉強はしていないがスマホを触っている時間はしっかり確保しているということです。
勉強しようと思えばする時間自体はありそうですね。
また通勤時間などの移動時間や休憩中なども利用すれば1日30分くらいなら十分できそうです。
あとは勉強をする目的と方法を自分のなかで設定すれば継続するのもなんとかなりそうです。
勉強する目的と方法を設定する

そもそもなぜ勉強をするのか、勉強してどうなりたいのか、ここをはっきりさせておかないと一時的にはできても継続するのは難しいと思います。
資格をとる、TOEICの点数上げる、日常レベルの英会話習得、ブログの勉強、文章力の向上、仕事のスキル向上、大それたことでなくても、なにかちょっと興味のあることでもいいと思います。
将来的な目標から逆算して何か一つやるべきことを自分に設定してあげましょう。
目標に向けて1日30分、今の自分にできる事からやってみるといいんじゃないでしょうか。
その30分の習慣は一年後、二年後の自分にとって大きな資産になっていると思います。
まずは本を読むことから始めよう

やるべきことが設定出来たらまずは本を読むことから始めてみましょう。
今はスマホで何でも調べることができますが、あえて本を読むという事で意識的に勉強しているというスタイルを自分の中で確立することが継続していくうえでの支えになります。
要は本から知識を吸収する習慣をつけていくという事ですね。
本を読む習慣が身についていれば今後本格的に勉強を開始するときにも苦労せずに入っていけるはずです。
読書には電子書籍が便利

読みたい本が決まったけど本を読むのはひさしぶりでなかなか読み進めることができない、という方には電子書籍がおすすめです。
スマホにアプリを入れておけば通勤中などの移動時間など、ちょっと時間が空いて手持ち無沙汰なときに手軽に読み進めることができます。
私はAmazonが提供しているKindleという電子書籍をよく使っていますが本の内容に合わせてkindle端末・スマホ・タブレットと使い分けできるので重宝しています。
文字メインの内容ならkindle端末、イラストや図解の多い内容なら大きめのタブレット、仕事の休憩中はスマホといった感じですね。
Kindleの使い方
kindleとはAmazonが提供する電子書籍サービスの事でマンガや小説、実用書など様々なジャンルの電子書籍を読むことができます。
kindleで配信されている電子書籍の利用には専用の端末かアプリが必要となります。
kindleアプリはこちらから無料でダウンロードできます。
パソコン用はこちらから無料でダウンロードできます。
本格的にkindleを使いたいという方にはkindle専用の端末もあります。
kindleのメリット・デメリット
メリット
・容量が大きいので普通の書籍タイプの本なら数千冊入れておくことができる
・軽いので持ち運びがしやすい
・直接目を照らさないフロントライト方式で目が疲れにくい
・長時間バッテリー搭載で一度充電すると数週間利用できる
・紙製の書籍を買うより少し安く、定期的にセールがあり安く購入できる
・月額980円の読み放題プランの内容がかなり充実している
デメリット
・スマホアプリを使って読んでいると目が疲れる
・白黒画面なので雑誌やマンガを読むのには適していない
・読み終わった本をほかの人に貸すことができない
実際に使ってみた結果、こんな感じですね。
読み放題プランは980円/月なので月1冊は読まないって方は購入する必要ないです。
しかしこの980円が2年後3年後にもたらしてくれるものを考えると高い買い物ではないと思います。
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まとめ

今回は社会人の勉強時間の現状とそこからの脱却方法について解説してきました。
私自身ブログを始めるまではほとんど勉強らしい勉強をしてこなかったので反省と共に時間を取っていきたいと思います。
ココがポイント
・日本の社会人の1日の平均勉強時間は6分
・何のために勉強するのか目標を設定する
・まずは1日30分、本を読むことから始めてみよう
・移動時間を使って本を読むなら電子書籍がおすすめ